中古マンション×リノベーション。2023年1月に始まった工事が早くも終了し、2月末日に無事引渡しされました!少しずつ、Instagramに投稿中。
更新も不定期、内容も支離滅裂ながら、室内干しの検討やクローゼット扉をなくす!などを書いてきました。
建材選びの話、床材編と建具編の次は、悩みに悩んだ壁紙編。
ハマるとは聞いていたけど、本当にどっぷりつかったクロス沼
マイホーム計画でよく耳にする「クロス沼」。ここまでどっぷりハマるとは…!
リノベが決まってワクワク!即足を運んでしまったショールーム
リフォーム業者も決まった9月下旬。ローン審査待ちの段階で(物件の引渡しどころか本審査通過すら未確定)、リフォームに向けて最初に舵をきったのがショールーム見学。
キッチンやユニットバスなどの設備はメーカー比較はせず、提案されたタカラスタンダードですんなり決まる。
オプションは多少悩んだけど、わりと即決。
上位グレードを選ぶこともなくシンプルに
同じ頃、家族で足を運んだサンゲツショールーム。
クロスサンプルに囲まれて、あーだこーだと3人で見るのはただただ楽しかった!
「この色いいね」「この柄かわいい」とクロスを見ていた、いや、クロスそのものしか見ていなかったあの頃…
クロス選びはクロス選びにとどまらず。空間を仕上げるということはどういうことなのか?にまだ気づいていなかった。
クロスはまだまだ先だった…!
リノベーションやリフォームにおいてクロス選びはメインという感じですが、クロスはまだまだ先も先、解体工事が始まってからでも遅くはないと後で気づきます。
最優先はもちろん間取り。わが家は大きな変更はなく、
- 独立キッチンの壁をなくしてLDKを一空間に
- LD隣接の和室を洋室化
- その2室間に室内窓を設ける
- 各部屋のクローゼット扉をなくす
3LDKのうち2洋室と水回りや廊下などの間取り変更はありませんが、建材はすべて変えます。
なので、間取りの次は床材選びと建具選び。床の色や雰囲気、建具デザインや色、窓枠の色などが先に決まらないと、壁や天井は到底決まらないと気づきました。
床と建具を選び終え、次はようやくのクロス計画へ。
まずは間取りの使い道を整理
新しい間取りを想像しながら、①各部屋の使い方(使用主)②家具の配置、をまとめていきます。
リノベ計画当初に作ったリノベノートでこの作業を繰り返し。
ノートに描いた間取りに家具の切り絵を貼り付けての着せ替え間取り、イメージがしやすくてめちゃくちゃおすすめ!
じっくりクロスに向き合って、疑うチカラをもつ
各部屋の使い道はまとまるも、クロス選びの道は果てしなく長いものでした。
憧れのアクセントクロス
「アクセントクロス」という響きに憧れがありました。壁紙を新調するのだから、アクセントクロスは絶対!と鼻息の荒かった最初のころ。
アクセントクロスが家を制す。
くらいに思ってたわ!
おしゃれな家には必ずアクセントクロスの存在があったし(わたし調べ)、色柄の選び方、貼り分け方で家のおしゃれ度があがる!と思っていたから。
アクセントクロスはちょっといいやつにするのが普通?
\さぁ~、各部屋どんなクロスで遊ぶ?!/
リビングはTVボードの背面に。
元和室はクローゼット部分?どこに貼る?
息子は突飛な鉱石クロス?!
考え始めると空間のイメージは難しく、CADを使い始めます(職権乱用)。関テレ系のドラマ『魔法のリノベ』でも使われていた、アーキトレンドZEROという建築専用3次元CAD。
どの面に何を貼るかでイメージが全然違うから、パースってやっぱり最強。
サンゲツのFINEやRESERVEのカタログを必死に探して、ちょっとした色合いや柄の違いを何度もシミュレーション。
そう、「アクセントクロスは上位グレードのカタログから選ぶ」の考え方だったわたし。そんな決まりもないのに。「アクセントクロスはちょっとだけいいものを」って世の中的にもそんな感じありません?
で、ふと気づく。
上位グレードでないとアカンの?
量産クロスでも撥水、抗菌、消臭など、機能性はたくさんある。
よっぽど気に入った柄でない限り、上位グレードを選ぶ必要なんて全然ない!
アクセントクロスって柄物なの?
もうひとつ自分にかけていた暗示が「アクセントクロスは柄でしょ」。
世に溢れているアクセントクロスの多くが柄クロス。わたしも柄クロスばかりに注目していたので、果てしなき柄シミュレーションに疲れ始め(笑)、ふと気づく。
いや、柄って…要る?
どの柄にもピンと来ていないのに、わたしは何にこだわっているのか?!
たどり着いた結論。量産クロスで十分!
柄物を除外してから、クロス選びに前向きに。
そうやン!
柄にこだわってからピンと来んかったんやン!
色だけでも悩むのに、柄もとなると時間は倍かかります。失敗の確率はあがるし、飽きそうな気もするし。
そんなこんなでわたしがたどり着いた答えは「量産クロスで十分!」ということ。
ただ、量産クロスにかわいい柄物はありません。←断言したで(笑)
だけど、無地なら、十分選べます。
サンゲツのSPシリーズにはグレージュ系のくすみカラーがたくさんある!柄を選んでいたときよりテンションはあがったし深く悩みました。
アクセントクロスは一面のみ?
もうひとつ手放した固定概念。
それは、「アクセントを貼る一面を選ぶ」ということ。
一面だけ表情を変えようとするから決めきれなかったけれど、柄物を排除して気づく。
アクセント要らんやン?
同じクロスでいいやン!
そこからクロス計画は急激に進み、整い始めました。
ハコだけではなく、家具照明まで含めての計画が必要
だけど、ゴールが見え始めたはずのクロス計画も、ときに振出しに戻ることが。
それは、照明器具との兼ね合い。
特に、トイレ洗面玄関など、元々あった照明器具を取り外すまでを計算してなかったのですが、解体が始まってから担当さんに聞かれ、慌てて選び始めました。
そうやんな…
床も壁も新しくするし、照明も変えよ!
InstagramやらWEBサイトやら、ひたすら照明器具を検索する日々。これいい!と思ったら希望の色が売り切れていたり、大きさが合わなかったり、即決はむずかしかった。
在庫があって好みの照明器具を見つけたら、担当さんに取付可能か確認。
照明が決定したら、選んでいたクロスとは合わない?なんてことになり、クロスの再計画。
洗面所、トイレはタオルバーやペーパーホルダーなどのアクセサリ類との兼ね合いもある。
クロス工事後には器具を現場に届けないといけないから、必死です。この時期はサンゲツのSPカタログが愛読書でした。
結果、定番色の組み合わせになり、ただただ、シンプルに。
【LDK】TVボード背面だけでなく、壁紙をグレーに統一。天井は圧迫感をなくすためにホワイトに。
【元和室】天壁統一、潔くすべてベージュ。すごく落ち着く空間に~♡
各部屋とってもいい感じに仕上がって大満足しています!
ちなみに、10月に作成したCADパースと3月時点の現場。なんとなく雰囲気わかりますよね。
わたしが思う、クロス選びのアドバイス
クロス沼を経験したわたしが、マイホーム計画でアドバイスするとしたら・・・
どんな空間にしたいのか?そこでどう過ごしたいのか?空間全体を俯瞰するのが必要不可欠!
ハコ(空間)すべてを眺めるチカラが必要。
そこには、フローリングあり、建具あり、家具あり、照明あり、カーテンあり…複数の要素があってのハコ。
壁面を一枚、クロスを1種類選ぶだけの話ではないのです。
悩みに悩んで大変でしたが、それもリノベーションならでは、新築マンションでは得られない醍醐味。(壁紙選べるオプションもありますが、限られた商品から選ぶことがほとんどかと)
そうそう、わたしの後悔はカーテン選びのスタートが遅かったこと。
いつも既製品を買うだけだから、こんな早くからカーテン計画が必要だなんて盲点でした。
詳細はまた別途書ければ…
どんなクロスを選んでどんな空間に仕上がったのか?具体的な品番や組み合わせはInstagramで投稿していますので、参考になれば嬉しいです♪
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