5月下旬からゆる~く始めたマイホーム探し。
松山にいた頃は「庭付きの戸建て」を夢見ていましたが(ハーブ育てて、アロマの教室がしたかった~!)、関西でそんな家を持つには資金が必要。
庭のないレゴブロックのような3階建てでもそれなりの金額が要るし、着実に老いていくアラフィフ夫婦に3階建ては厳しい。
やっぱりワンフロアーで暮らせるマンションはラクチン!だし、また住み替える可能性を視野に入れて手放しやすいマンションにしぼったものの、新築は高すぎて手が出ない。
そう、やっぱり理想は中古マンション×リノベーション。
中古リノベなら、価格を抑えながらも「自分の好み」に空間をアレンジできる。
昔から模様替えやインテリアが好きで、建築や片づけの仕事もしてきたわたしには、すでに完成しているハコよりも、やっぱりリノベが合う。
家探しと並行して放送されていたドラマ『魔法のリノベ』、先月終わってしまいました~(悲)
広さ、築年数、立地。条件がそろった物件に出会った!
内見する物件の決め手&物件チェックのポイント
不動産業を営む中学時代の同級生と物件巡りを始めたのが7月。
(それ以前は、現住まいの近くの不動産屋でも10物件ほどまわりました。)
友人とまわる物件巡りは勉強になることも多く、楽しいばかり。
たとえば
- 定期借地権のマンションはおすすめしない(土地を借りてマンションを建てているので、毎月土地代を払うことになる)
- どこが施工したか施工会社をみれば安心感は異なる(大林とか長谷工とか?)
- 管理費が低いのも考えもの(メンテナンスに費用をかけていない)
- 機械式駐車場は管理費高め(下がることもないだろう)
- エレベーターや外廊下など共有スペースが汚いのはよくない(管理費が高いのに汚いマンションはやめたほうがいい)
- 近所のスーパーの雰囲気も見る(品揃え、客層は重要)
「売ってナンボ」の売上目的の営業マンも多い不動産業界。でも家となると何千万の買い物。
どこまでこちら側の気持ちを汲み取ってくれるかは信頼関係の構築にはかなり重要です。踏み込んだ意見交換をそこらへんの不動産営業マンとできるだろうか?というと、疑問も残ります。
友人曰く「お客さんには思ったことちゃんというけどネ」
不動産業界はまだまだ男性社会。黒い話はいっぱいあるらしい。でも、そこを女社長、女営業マンで生きていくのだから、「まっとうでまっすぐな営業がわたしのセールスポイント」と彼女は言う。正直不動産やな!
入った瞬間に「ここ!」と思える物件に出会えた
そんな彼女とは4物件めで理想のマンションに出会いました。
- 広さ(70数㎡)
- 間取り(3LDK)
- 築年数(25年)
- 低層階
- 車10分程度の範囲内にスーパーが数件
- 学区よし
- 教育や子育てに定評のある自治体
- 京都にも大阪にも通える中間地点
文字情報としては1階だったので、最初は期待していなかったのだけど。1階はロビー階で、集会室や機械室、管理人室で居宅は存在しておらず、マンションの1階表記は実質の2階。
洪水があっても浸水しづらい高さもあるし、虫問題も1階ほど気にしなくていいし、エレベーター使わなくていいし、
何より、階下に誰も住んでいない…!ムスコはもう小学3年生だけど、だけども、跳ねたりうるさくすることは多い。
これ気にしなくて済むの、めちゃくちゃいいわ~!
希望条件から外れたのは最寄り駅
ただ、当初の条件からひとつはずれたのは、最寄り駅。
最寄り駅には、特急が停車しない。だけど、オットの通勤時間を短縮するには、同じ路線内で特急への乗り換えが発生する。
とはいえ、駅徒歩5分!これは大きい!
最寄り駅に特急は停まらないけど、かといって普通だけでもなく、準急は停まる。
最寄り駅が特急停車駅であっても、駅から15分20分の物件だとしたら?猛暑日や大雨の日は大変。自転車を使うとなると駐輪場の契約も必要。
こどもが習いごとに通う際も、わたしが通勤することになっても、シニアが20年後に迫るわたしたち夫婦にとっても、駅徒歩5分はかなり魅力的。
母子で先取り内見後、気に入った物件にオットを連れていく作戦
何より、築25年だけど傷みが少ない。収納も多い。建てられた当初は高級マンションだったはず。
平日に母子のみで訪問したそのマンション。ムスコも「ここいいやん!」と気に入ったし、翌週末オットを連れて家族で内見。したのが、8月の初旬。
家族で同意し購入意思を示したところで、売主不動産屋は2週間の夏休みに突入。ローンをどこで組むのか、事前審査や本審査、リフォームをどこに頼むかなど一気に具体的な計画が必要となりました。
が、そんな最中にめでたくコロナ感染…。隔離生活をしながらも仲介の友人とはあれこれ連絡しまくり、スマホで検索しまくり、な療養生活でした(;・∀・)
リノベーションが本当に可能か?契約前にリフォーム会社と内見
コロナ療養が明ける8月末に契約へ進むことになり、そこで仲介友人からの助言「その前に業者と内見したほうがよくない?」
「たぶん大丈夫やと思うけど、もし、仮にリフォームできませんねって言われても住む?」
「念を入れて、一応確認はしといたほうが安心やで」
そう、リフォーム前提の場合は、契約する前にリフォームがどこまでできるか?業者との内見はしておいたほうがいいということ。
そんなアドバイスもあり、療養中に「●●市×リノベーション」なんて検索しまくったのですが、まぁー、業者なんて山ほどあるわけで、どこに頼んだらいいのかなんて見当もつかない(;´Д`)
ネットの情報を鵜呑みにするわけでもないけれど、口コミやら会社情報やらリフォーム実績やら確認できることはし、気になる業者のHPから問い合わせフォームを送りました。
契約日の2日前にその業者さんと内見が実現し、希望のリフォーム内容を伝え、見積を依頼。
(松重豊さん似の長身のおじさんで、松重さんをTVで見かける度に担当者を思い出します(笑))
希望する内容すべてはできないものの、基本的なリノベはできることがわかり、物件の契約を8月末に無事終えたのでした。
相見積もりと本審査を経て、引渡しへの最終段階に
契約後はローンの本審査に向けたあれこれ。
本審査に必要な書類の準備、リフォーム業者の選定(に伴う相見積もり…これがまた面倒だった…)、など本当に待った無しのバタバタでした。
本審査の認可も思ったより時間を要しヤキモキしましたが、これはネットローンだから??
(大手銀行のネットローンを利用したその経緯や注意点もいつか書ければ…書けるだろうか…)
銀行との契約も無事に済ませ(電子契約!)、今は決済に向けて最終段階。
同時に開設した銀行口座の細かな設定や(アプリがありすぎて難解…)、火災保険の見積もりから契約など、やることはまぁー、たくさんある。
まだ半年以上住まないんだけどね(;・∀・)
いよいよ始まる、リアル・魔法のリノベ
引渡しは今月中旬、そこからリフォームの動きが活発化していく予定です。
本審査を待つ間、いくつかのショールームにも足を運びました。キッチン、バス、洗面台、トイレの水回り設備と、室内建具&床、そしてクロス。
9月末に出向いた大阪梅田のタカラスタンダードのショールームでは、ムスコはモンスターのごとく駄々をこねるし、なかなかヘビーな一日でした(;´Д`)
(まぁ、こどもは楽しくないね!)
キッチン、お風呂、洗面台。1時間でサーっと確認した内容であがったプランと睨めっこしながら、明日再度ひとりで確認に行く予定です!
細かいオプションをどうするか?もう一度説明を聞いて納得したいし、食洗機の位置や各収納のサイズ感ももう一度見ておきたい。
片づけのプロとして、理想の収納動線をどこまで引き継げるかを想像したいので、メジャーで測りまくろうと思ってます。
サンゲツのショールームも大阪にしかないので、せっかくだからショールームをはしご。20点までサンプルももらえるし、1時間しっかりと妄想、いや想像して選んで来よう。
ということで、これからはリノベに関する進捗、悩み、優先するポイントなどをこれからも少しずつ書いていきたいなと思います!
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