新・月10ドラマ『魔法のリノベ』を注目しているわたし。
一応、はしくれながら(?)ライフオーガナイザーでもありますので、ライフオーガナイズ的視点がひとつ。
マイホーム計画に参考になるかも?!新・月10ドラマ『魔法のリノベ』
もうひとつは、そう建築CAD的視点。ドラマで使われているアーキトレンドという建築専用CADを開発販売する福井コンピュータに15年勤めていたので、そりゃね。
第2話では、先週よりCAD画面やプレゼン図面が写ったかな?
ドラマで使用されているCADが注目されている?
このメディアはわたしの日々感じていることを書いているまでですが、それでも「魔法のリノベ×CAD」というキーワードでそれなりに検索に引っかかっているようです。
ほー、そうか!そうよね、CAD気になるよね。
ドラマで使われているCADは福井コンピュータのアーキトレンド
第1話が始まる数日前に、古巣の福井コンピュータ製アーキトレンドZEROが使われることを知り、退社している身とはいえ興奮しましたし、ドラマでもPC画面や建築図面が気になって仕方ありませんでした。
今のわたしは建築業を営む側にはいませんが、建築業者やリフォーム業者、不動産業者の方はCADの使われ方に「その手があるか!」とヒントを発見したり、「いやそれはないやろー!」とツッコんだり、幅広い意見が拾えそうです。
福井コンピュータの特別サイト発見!
そしてわたしも「魔法のリノベ×CAD」と検索して、驚きのサイトを発見!
なんと、福井コンピュータがこんな特別サイトをつくっていました。力の入れようがすごいな(笑)
しかも、福井テレビ限定でCMまで流れているようで…( ̄▽ ̄;)
何度か繰り返し観たものの、残念ながらわたしの知らない若手社員ばかり(若手でもない?いやわたしよりははるかに若い)。
最後に社長が出てくるCMには思わず叫びましたが(笑)
年齢はバラバラの転職組のひとりだけど、それなりに接点のあった同期。わたしが会社を辞めたときはまだ社長ではなかったけど、出世しましたな。
コンテンツも条件付き公開されている
そんなことはサテオキ。
ドラマで使われたコンテンツが申込制で見られるようです。
だけど社名必須。建築関係ない個人事業主のわたしは無理かしら?と申し込んではいないのですが、さすが、ドラマ出演をしっかり広告塔にしてるわ。
アーキトレンドは高額なソフトですが、ドラマにあるようなプレゼンだけではなく、確認申請や実施図面、積算見積もりなど建築業務に必要なソフトはひと通り揃っています。
後追いされるのが嫌だと言わず、業務にCADが必要な方はぜひ申し込んでみてくださいね。
元インストラクターが感じる、アーキトレンドの魅力
わたしは設計事務所で働いていた際、平面図・立面図・配置図・仕様書など建確図面はもちろんのこと、長期優良住宅や低炭素住宅に必要な耐力壁計算・外皮計算・構造図なども使っていました。
一応、二級建築士を保有しています。
2年弱働いた設計事務所は年間7棟くらいの小さな会社でしたが、設計施工まで手掛ける事務所で、すべての図面が必要でした。
契約までは基本図面ですが、契約後は平面詳細図・展開図・電気設備図など、様々な実施図面も必要。ときにはドラマにあるようなパースも必要です。
それらすべて、連動する専用CADだからこそ大いに助かるのですが、入力手順や属性の詳細に注意が必要な点も多い。
アーキは慣れるまで使いこなすのは大変かもしれませんが、慣れると本当に便利です。
図面をつくる過程でパースも描ける。
(↑わたしが在社していた10年以上前につくったパース。恥ずかしながらのクオリティですが、内観も外観はもちろん、断面や鳥瞰パースも可能)
とはいえ、ドラマにあるようなパースやウォークスルーはかなり時間を要します。
パースは静止画ですが、太陽の差し込む方角やガラスの質感を間違えばパッとしない。色ひとつとっても、色味だけでなく艶感や反射感にこだわるといくらでも時間をかけられます。
ウォークスルーはさらに細部まで作らないと貧相な空間になる。かといってどこまで作り込むかは際限がなく、ほんと、ドライアイになりますよ。。
リアタイ×録画の二段階で楽しむ、まほりの
建築業者としてなくてはならないCADですが、そんな脇役小道具がドラマ内で写る時間なんてほんの一瞬。
第2話では画面操作もちょこっと出てましたね!スタッフ一同で「おぉ~!」とリノベ案を共有している場面です。
録画を一時停止しては、どんなリノベを提案しているのか?何度も観ました。
- 平面で部屋を入力するとリアルタイムで立体になる
- 部屋合成や部屋編集は一発
- 2次元と3次元を同時に見ながら入力できる
- 建具や設備などメーカーの部材を使える
CAD画面や図面を見て「ちゃっちー!」と思った人もいるかもしれませんが、あれはあくまでもプランニング。その後の実施図面もびしっと描けますヨ!(って、どこのまわしもん?笑)
そんなアーキの魅力が次話以降も観られたらうれしいなと、陰ながら思っております。
リノベ、ライフオーガナイズ、建築CADがなくても、「なんということでしょう」なんて小梅や玄之介の心の声シーンでは建物?本?に投影される演出や、ロールプレイングゲーム仕様のシーンもなかなか面白い。
ワビ・サビ・コビの玄之介の詫ビリティ三段活用がどこかで披露されることも楽しみにしてたりして…(笑)
もちろんこれからも、リアルタイムではストーリーを、録画ではCADや図面をメインに観るという二段階方式で挑みます。
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