食の断食はしても、情報の断食は浸透しない。

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かたづけとくらし

2021年の新年に読んで以来、ことあるごとに読み返す本があります。

『情報断食』を、最近久々に読み返しています。

手放すと、新しいものが入ってくる

食べるものを減らして体内を空っぽにすることで、いろいろな臓器や細胞が活性化されるように、情報を断食して脳内や心のなかを空っぽにすると、真空状態を嫌う空っぽの場所には、自分に必要な情報や人とのご縁が入ってくるかもしれない。

『情報断食』鈴木七沖(きずな出版)

という、作者の10年に及ぶ実験的な経験が書かれています。

わたし自身、ここ数年「自分の望むことが目の前に用意される。」ことを何度か経験しています。

自分のにあることが行動となり、現実となる

コロナ禍、働き方も変わり始め、自分の子育てや心境も変化した2020年の4月。7年間続けてきたおひるねアート活動を辞めようと決めたのが6月。

直後、初めましてではない人だけど再会した彼女に、アロマテラピーに導かれたのは7月。

40代後半でも組織でまだ通用するのか?と自分を試すため働き始めた設計事務所の2年め。組織で働くことと、個人で働くこと、自分の軸はどちらなのか?そのバランスを自問自答し始めたのが2021年の2月。退社しようと決めたのが4月。実際辞めたのが7月。

直後、オットの転勤が決まりました。退社してから10日後のことでした。

ひとつ辞めると決めたことで新しい軸が目の前に転がってきた。

それを私はキャッチしたのだと思いました。

ひとつ手放すと、ひとつ手に入ってくる

これを過去何度も体験してきました。少々スピリチュアルな話になって敬遠されそうですが、無意識の領域ではすべての事柄はつながっているんだと確信しています。

だから、『情報断食』の鈴木七沖さんの話は頷けることばかり。

食の断食

ファスティング(断食)は近年、よく耳にします。わたしも結婚式前に通っていたエステサロンでプチ断食を勧められ、17時間断食を2回ほどした記憶があります。

食べることは生きることだけど、食べることで臓器はフル稼働。寝る直前まで飲んだり食べたり胃に何かを入れ続けてしまえば、寝ている間も体は休息はできません。

断食をすることで臓器本来の機能をリフレッシュし、生きる力もみなぎるというのは頷けます。

人生100年時代。健やかな体を持ち続けるには「空腹」は大事なキーワードのひとつ。断食に関する本は書店にたくさん並んでいます。

そんな食の断食は浸透すれど、脳の断食、情報断食はなかなか意識されていませんね。

脳の処理速度を保ち続けるには、脳断食も同じように重要だと思えますが、今は超情報の時代。わたしたちは疑うことなく、毎日情報を浴び続けています。

情報を遮断する方法

じゃぁ、情報断食ってどうすればいいのか。

簡単だ。テレビを消せばいい。SNSを見なければいい。

わたしも曲がりなりにも発信する立場であり、完全に断つことはできませんが、それでもSNSに触れる時間は意識的に手放しています。そして、

他人の発信を見ないことは、とても平和

あの人はキラキラしている。また楽しそうなことをしている。それに引き換えわたしは…なんて気持ちにもならない(わたしはもともとそんな気持ちにはならない人です…笑)。他人のことは気にせず、自分の心が欲することに没頭できる。

テレビとSNSは似ています。

  • 家に帰ったら、とりあえずつける。
  • 寝る前まで、なんとなく見てしまう。
  • お得で耳寄りな情報を受け取った気にはなる。
  • でも、本当に必要な情報かと言えばそうでもない。
  • 新しい情報を浴び続け、ずっと満腹。

わが家でも、オットとこどもはすぐテレビをつけるし、YouTubeもよく観ます(わが家はYouTubeもテレビで。どんな内容か親もわかるし、小さな画面を凝視するより健全)。彼らは別のことを始めてもテレビを消すことはないし、テレビから何かしらの音が常に聞こえてくる日常。

オットなんて、こどものYouTube(テレビ画面)の隣でスマホでYouTube。脳内、どんな情報処理能力?わたしにはできないカミワザです。

無音・情報断食・思考の整理

わたしの時間は基本、無音。

こどもが登校し、オットが出勤した後、気になるニュースが終わればすぐにテレビを消します。無音に身を置くことで、生活音や自然の環境音のみがBGM。

思考が整理されるし、パソコンでの文章作業もスムーズ。

何も考えず、ただ床にゴロンと寝転ぶ時間を日に10分でも持てれば、脳はスーッとクールダウンする。

情報から意識的に離れることで、自分自身が持つ感性が復活したり、自分の本心に気づいたり、とっ散らかっていた思考の整理ができたりする。

ある企業のトップは散歩が日課だという話を聞いたことがありますが、忙しい人ほど、思考の整理に散歩やランニングは有効な手段ですよね。

音楽やPodcastなど耳からの情報はなし、ただ歩く、ただ走ることは、脳内整理や心の浄化作業に他なりません。

情報を一気に遮断するのは難しい。

本を読んだりドラマを観たり、テレビやSNSに触れる時間をゼロにすることはなかなかできませんが、電磁波を浴び続けている体をいたわる意味でも、意識的に減らしたいものです。

そうすれば、わたしに必要な事象がまた目の前にやってくる。

その日が楽しみです。

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この記事を書いた人

晩婚、晩産、関西人、転勤族、3人暮らし、アラフィフ。
小学生男児の子育て中。

子育てのスタートと共に、おひるねアートやライフオーガナイザー、アロマテラピーなど複数のわらじをはく。

年齢を重ねるごとにより自由になっていることを実感。
子育てが始まっても子がいなくても、更年期が始まっても終わっても、40代50代60代と変化する女性としての生き方を楽しみたい。

2021.12 Matsuyama→Kyoto
2023.3 Kyoto→Osaka

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