わが家は転勤族です。
といっても9年も松山に暮らし(オットに関しては11年…ながっ!)、松山から離れる気配がないわたしは、周りから「行く行く詐欺」と言われておりました。
そんなわが家に待望の打診!それは上半期後半の8月でした。
下半期、10月イッピからの異動
転勤が決まったのが8月、異動が10月1日。
通っていた小学校は3学期制、10月は2学期の真っ最中。
運動会もある。さて、どうするか?!
「まずは単身赴任やわな」
夫婦一致で、即決。
家族で住む物件を探し、オットだけ先に入居する案も出たけれど、「冷蔵庫とか、電化製品、どうするん」ということで、即ボツ。
一通りの電化製品や家具もある1Kレオパレスへ、9月末日に引っ越していきました。
さて、家族の引っ越しをいつにするか
わが家にはひとりっ子の小学2年生男児(2022年3月現在)がいます。
引っ越しには彼の身も大きく関わる。こどもにとって、転校は大きな行事だ。
じゃぁ、いつがベストなのか?
㋐3学期が終わった3月末、春休みに引っ越す案
新3年生になる新学期で転校。
「ザ・転校生」感は薄れる。
単身赴任期間は半年。
オットは最初、㋐案推しでした。
キリがいいし、新学期のほうが馴染みやすいんやない?という意見。
㋑2学期が終わった12月末、冬休みに引っ越す案
小2男子は学年途中で転校。
「ザ・転校生」になる。
単身赴任期間は3ヶ月。
わたしは㋑案推し。なぜなら、
新学期は担任の先生も何かと忙しい。
クラス全員に目を配る必要がある。
けれど、
3学期からの転校生であれば、クラスもまとまってきているだろうし、先生も気にかけてくれそうやん!
こどもの意見意向も聞く余地はあると思いますが、新年度で“キリがいい”というのは、完全おとなの感覚です。
わが家の選択肢
結果、わが家が選んだのは
学期途中の3学期に転校する。でした。
なぁなぁ、3学期までF小学校にいたい?
それとも、2学期までで転校する?
うん!2学期!
で転校する!
ほー、そうか笑
さみしい?不安?
え?ぜんぜん?
息子も誰に似たのか、わりとあっさりドライなタイプです。
年末年始を挟んだ県外引っ越し、家族まるごと×単身赴任先のダブル引っ越し、それはまぁ怒涛の年越しでした。
だけど、転校のタイミングを1月にしたのはやっぱりよかったと思っています。
転校生という役を楽しむ
転校して早2ヶ月。もうすっかり、馴染んでいます。
始業式当日は同伴登校、職員室の前で担任の先生を待ちながら、本人も少し緊張の面持ち。
先生とひとりのお友達が一緒に迎えに来てくれたと思ったら、なにやら外からキャーキャーワイワイ聞こえる。
外を見上げると、4階の教室の窓から身を乗り出しているこども達。どうやら2年3組の生徒らしい。
転校生がどんな子なのか興味津々な様子で、職員室の棟を見下ろしていました。
かわいいなぁ~笑
息子は先生と共に歩き出し、母を振り返ることなく教室に消えて行きました。
堂々としたもんだ・・・(カアサン、少し感動)
クラスみんなの注目を浴びつつも無事に初日を終え、その
数日後には友達と約束をして帰ってきた…!
松山での放課後は児童クラブ(カアサン、設計事務所でパート勤務)、「友達と約束して放課後に遊ぶ」は、マンション友達を除いては一度もなかった。
2年3組のメンバー、週に何度か裏の公園でつるんでます(マンション裏に公園があり、外廊下から確認できるのも安心)。
男女合わせて10人ほどの名前がよく登場します(トラブル勃発がゼロではないみたいだけれど、カアサンは関与しません)。
転校生も悪くない。
だって
誰でも経験できるわけじゃない。
たくさん経験すればいいってものでもないし、こどもの性格によってはつらい経験になりうるかもしれない。それでも、転校生という役を楽しめるなら、全力で楽しんでもらいたい。
転校生という衣装は最初だけ。
幾日か経てば、みんなと同じ土俵なのだから。
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